マンションでペットを家族に迎える心得

現在、日本では、ほとんどのマンションでペットの飼育が

許可されている、嬉しいの状況になりましたが

「ペット可」が当たり前になった時代だからこそ

守らなくてはいけないマナーや心得

更には、快適に暮らすための、知恵と工夫を

紹介していきたいと思いますにゃ♪

 

ペット飼育可のマンションの推移

こちらは、首都圏でペット飼育がOKのマンションの割合ですが

2000年までは、1割に満たない割合でしたが

2007年には何と!9割近くがペット可になり

現在では、ほとんどマンションがペット飼育OKになっていますにゃ♪

わずか、10年しない間で急激の増加でペットにとっては

にゃんとも、嬉しい時代になりましたが

トラブルや苦情も増えているのが現状です!

各マンションにより規約は違いますが、

一般的なルールー(規約)を改めておさらいして見ましょう!

マンションでペットを飼う時の基本ルール

一般的な最低限のルールを紹介します。

にゃんちゃん

絶対守ってね♪
  • 飼育を希望する時は申請書を提出しなければならない!
  • 必ず専用区分で飼育しなければならない!
  • 頭数には、制限がある!小型犬2匹までなど
  • 狂犬病予防法第5条における予防接種を必ず受ける!
  • 伝染病疾患の予防接種を必ず受ける!
  • 飼育動物による破損、障害等は、飼い主が全責任を負う
  • エレベーターなど共有部分では、必ずケージにいれるか抱きかかえる!
  • バルコニー等で給餌、排便、排尿、ブラッシングをしない!
  • 無駄吠えなどに注意して、最低限のしつけを行う!
  • 理事長は、勧告を行う事が出来き、従わない時は飼育を禁止出来る!

ぺットの頭数制限や小動物や小鳥、金魚などの届出は、

各マンションによって、規則に違いがありますので、

管理規約を確認して、事前に管理組合などに相談しましょう!

 

こちらは、マンションの理事長等に提出する申請書の一例です。

ペット種類や、体重 毛の色、予防接種の接種日などと一緒に

写真も添付する様になってますね!

これで、ペットもマンションに住む家族の一員って感じですにゃ♡

にゃんちゃん

よろしくお願いいたしますペコリ♪

以上の項目は、一般的にどのマンションでも守るべき

最低のルールですが、マンションによっては、

たとえ「ペット可」であっても、まだまだ多くの規則があります。

これらは、マナーとしても必要な項目ですので

ご紹介しておきますね♪

まだまだある!マンションでペット飼う時に守るべきルールー!

にゃんちゃん

これも守ってね♪
  • ペットに毎年健康診断を受けてさせる!
  • ノミやダニの対策をきちんと取る!
  • ペット用品を干す時は、良く掃除機などで取ってから干す!
  • お風呂でシャンプー等をしたら、排水口に毛が流れない様に工夫する!
  • ペット同伴の来客は入室をさせない!
  • ペットに体罰や虐待をしない!
  • 犬と猫には、不妊治療を行う!
  • ペットが亡くなった時は動物霊園に葬るなど適切に対処し理事長に届け出をする

マンションによってはまだまだ細かい規律がありますが

一部の例として参考にして下さい!

以上は、規則に載って無い時でも、守るべきマナーですので

覚えておきましょう♪

にゃんちゃん

マナー良く暮らします♪
また、いくら「ペット可」のマンションであっても、

もちろん、どんなペットでもOKな訳はないですよね!

常識の範囲内で皆さんご理解されていると思いますが

一応規則には、下記のような動物は理事長は承認してはいけないと

決められていますので、一例として紹介してしますね!

注意 ペット可でも飼えない動物!
  • 成長時の体調が50cm以上または、体重が10キロ以上である。
  • 人の身体に危害を加えた事がある動物
  • 人に伝説する恐れがある病原体に汚染されている動物
  • 毒を有する動物
  • 他の住居者に不愉快を催させる動物

 

ペットOK!と言っても、守るマナーは、思ったより沢山ありますね!

でも。最初に理解していれば、心配いりませんね!

 

それでは、実際にマンションではどんな苦情が多いのでしょうか?

4大苦情と呼ばれる物の中から、最も件数の多い物から紹介して行きますね!

マンションで起こるペット4大苦情

1鳴き声、無駄吠え

 

何と言っても1番の苦情は、やはり鳴き声です!

アパートなどよりも、防音効果が優れているとは言え

大きな声や甲高い声で鳴くと、お隣さんや上下階には

予想以上に声が響いてしまう事があります。

生活リズムも各家庭事に違うので、他の家庭が寝ている

時間に帰宅したり、出勤する家庭も少なくありません!

昼間は気にならない音でも、深夜には、かなり響いてしまいます!

また、他の家のペットの鳴き声に敏感に反応して、

ご近所の犬が連鎖的に吠える事もあります。

ペットを飼われている、ご家庭なら多少の理解はあるかもしれませんが

小さいお子様が寝て居たり、お体の調子が良くないご近所様も

いるかもしれません!

鳴き声が騒音問題とならない様に、飼い主さんは、最大の努力をしましょう!

鳴き声、無駄吠えの対策

1、しつけ

しつけは、初めが肝心です!特に小型犬は臆病な子が多く

小さな物音や、インターンホンなどの音に慣らして

無駄吠えを減らしましょう!

ワンちゃんは、信頼できるご主人様を望んでいまので

最低限のしつけは、飼い主の責任として、しっかり

身につけてさせましょう!

2、ケージ(ハウス)の場所を変える

ハウスの場所は、かなり大事な要素の一つです!

窓際特にベランダの近くは、部屋の中でも一番音が漏れて

騒音問題になりかねません。窓がしまっていても、

もちろんですが、仮に窓が開いてる時に吠えたら、

かなり広い範囲まで、鳴き声が響いてしまいます。

そもそも、南向きが多いマンションで、ハウスを

窓際にしてしまうと、夏場は日差しで大変な事になりますので、

十分注意して下さい!

どうしても、夜泣きが治らない時は、ハウスごと寝室に移動

してあげると、安心して吠えなくなる事もあります。

2.排泄物

この問題はマンションに限らず、苦情の多い問題ですが、

万が一にも、共有部分(廊下やエレベーター、エントランス、中庭など)

では、排泄物をしないように、最大の注意を心掛けましょう!

またベランダを排泄スペースにしているご家庭も

ありますが、匂いが苦情となる事がありますので、必ず室内で

排泄する様にしましょう!

排泄物の対策

1.共有スペースでの移動

マンションの規約にも明記されていますが、共有部分では必ず

抱きかかえるか、専用のバックに入れて移動しましょう!

また、大型のマンションですと、大きな中庭があったり

マンションの敷地内で御散歩が出来る程のエリヤが

あるかもしれませんが、マンションの敷地を出るまでは、

リードを付けていても、歩かせ無い方が無難だと思います。

2.排泄を済ませてから御散歩に行く

最初が肝心ですが、お散歩に行く前に排泄を済ませ

なるべく、外では排泄しない習慣を身に付けてましょう!

中には、お散歩に行かないと、家では、排泄しない習慣になり

ご主人様の都合で、どうしてもお散歩に行けない時に、

排泄出来ない、という場面が出てくる事もあります。

3.抜け毛の問題

抜け毛処理やトリミングは、わんちゃんには欠かせないケアですが、

ベランダやルーフバルコニー等で行うと、下の階などに飛んで行き

洗濯物に付着する恐れがあります。1階の方は、専用庭にはでも

お隣さんなどに飛んでいく可能性がありますね!

自分の家のベランダや洗濯物に、毛玉が飛んで来たら

不愉快ですし、犬や猫のアレルギーを持っている方もいます。

抜け毛対策は、充分に注意する必要がありますね!

抜け毛の対策

抜け毛処理は、必ず室内で行いましょう!

また、お風呂場でシャンプー等をする時も、排水口に直接

抜け毛を流すと、詰まりの原因になりますので、ネットなどを使って

工夫すると良いでしょう♪

秋から冬、春から夏はそれぞれ毛が入れ替わる季節ですので

特に抜け毛が増え、まとまって抜ける事があります。

この季節のは、特に気を使って対策しましょう!

また、どうしても抜け毛が大変だなーって方は、

わんちゃんを選ぶ時にあらかじめ抜け毛の少ない

犬種を選ぶ事も、大事な事かもしれませんね!

抜け毛が少ないと言われる犬種
プードル、マルチーズ、シーズ、ヨークシャーテリア、ビションフリーゼ、シュナウザー

4.匂い問題

ペットの匂い問題で難しい点は、飼い主は、

匂いに常習化してしまい、ほとんど感じていない事が

トラブルを起こしてしまう要因だと思います。

人間の鼻は、マスキング効果が働き、よほどの匂いでないと

匂いに慣れて鈍感になってしまうものです!

敏感な人にとっては、ペットを連れていなくても

衣服に着いた匂いも、感じる方もいます。

また、自分の家のに着いたペットの匂いは、

想像以上に強く、近隣さんに迷惑を、かけているかもしれません。

自分達が気が付かない分、充分な対策が必要ですね!

匂いの対策

1、細目な排泄物の処理

ペットシーツは、出来るだけ細目に取り換え、

ペット用トイレ自体も毎日、丁寧に掃除しましょう!

2.身だしなみ

定期的なシャンプーと歯磨き、耳掃除、また肉球のケアを

怠らず行いましょう!

時間が無い時は、ペット用ウエットティッシュなどで

拭いてあげるだけでも、効果があります。

3、ご飯の工夫

人間もそうですが、体臭の原因は食べ物にもあります。

最近では、便や体臭の匂いを抑える効果のあるペットフードも

増えていますので、取り入れてみては、いかがでしょうか?

4.衣類やカーペット、壁紙などの消臭

自宅に付いた匂いは、なかなか消えません

特に、カーペットや犬用ベッドなどの匂いは

洗濯しても、匂い戻りをして驚くほど臭い事があります。

ペットがいる部屋には、出来れば、消臭効果のある

空気清浄機を設置して、常に空気の入れ替えを行い

ペット用の除菌消臭スプレーなどを細目使うようにしましょう!

5、匂いの少ない犬種を選ぶ

個体差がありますので、一概には言えませんが

一般的にシングルコートの犬よりダブルコートの犬の方が

通気性が良く無いので匂いがこもると言われています。

ダブルコートの小型犬

ポメラニアン、コーギー、ミニチュアシュナウザー、アメリカンコッカースパニエルなど

 

また、体にシワがある犬もシワとシワの間に匂いが生じ

比較的に体臭があると、されています。

体にシワがある小型犬

フレンチブル、ペキニーズ、パグなど

匂いは、人によって、好みや感じ方も違うので、

エチケットやマナーを大切にしたいですね!

他の方とエレベーターで一緒になりそうだったら

1度ずらして乗るなどして、特に共有スペースでは、

相手を意識した行動を心掛けましょう♪

まとめ

ペットの行動は、全て飼い主様のしつけ次第です!

飼い主様の人間性や人柄を見られていると思い

ペットと共に良い住民になる事を心掛けましょう♪